会社が合わないと思っている場合は、今すぐ辞める準備を始めましょう。
準備というのは、どうして辞めたいのかを改めて考え、実際に辞める方法を調べることです。
ブラック企業など割に合わない、社風が合わない、人が合わない…など色々あると思います。
身体や精神を壊してしまうと、治すのに時間がかかりますし、何よりお金もかかります。
会社が払っていくれるわけでもないので、正常に動けるうちにどうするのか判断しましょう!
辞める前に必ず確認すること
辞める前に必ず確認することはこの2点だけです。
①自分がしばらく生活できる最低限の貯金はありますか?
②その会社にいて今後役に立つ肩書を手に入れることができますか?
会社を辞める時に一番大切なことは貯金があるかどうかです。
失業給付金というものが失業中に給付されますが、すぐに貰えるわけではないので、これを当てにして辞めるべきではありません。
私は20代前半にして3社辞めていますが、辞めるときはいつも100万円くらいは貯金をしていました。
4か月くらいで半分減りましたが、生きていけています。
もし、その会社いて今後役に立つ肩書を手に入れることができる場合はすぐには辞めないほうがいいです。
役に立つというのは、履歴書や経歴に記入できるものです。
私の場合でいうと「税理士補助」と「経理事務」です。
ただの「事務歴〇年」よりは別の肩書があったほうが就職には有利です。
辞める前にしたほうがいいこと
私が仕事を辞める前にこれだけはしたほうがいいと思うのは、
引継ぎのマニュアルを作成すること
です。
本来なら人に引き継いで辞めることができたらいいのですが、おそらくそれができるのは少数だと思います。
簡易的でもいいので自分が担当した業務を書き出して、マニュアル化をしておきましょう。
辞める会社だから後がどうなろうと知ったことではないと思うかもしれませんが、引継ぎを作ることは自分が後悔しないためにしたほうがいいと思います。
思い返したときに「引継ぎをしないで辞めちゃったな…。」と思うより、「自分は引継ぎのマニュアルを作成して辞めた。」と思ったほうが、心が楽です。
どうやって退職するのか?
辞めたい意思が固まったら、下記の手順を行いましょう。
①退職したい2週間前には、退職したいことを上司に伝える
②退職日を確定させる
③退職届を提出する
最低でも退職したい2週間前には上司に自分の意思を伝えます。
引き止められる可能性が高いので、「体調があまり良くなくて…」などどうしても辞めなければいけない意思を示しましょう。
ただ「辞めたいから辞めます」や「精神的に辛くて…」と言うと「メンタルが弱いからだ!」と言われてしまう可能性があるので、どうしようもない事情があると伝えたほうがいいです。(体験談!)
まとめ
自分に合う会社は絶対にどこかにはあります。
それがどこかは求人票や転職サイトの情報では分からないので、気になる会社があったら応募してみましょう。
入った会社がまた合わなかったら、またお金を貯めて辞めればいいんです。
辞めることに不安があるかもしれませんが、案外次がすぐに見つかったりします。
自分に合った会社を見つけて、心穏やかに働いていきましょう。